くもん学習法
学習療法とは?
学習療法とは、大脳の前頭前野を活性化させることにより、その機能を回復させ、認知症を予防・改善するものです。
【前頭前野の働き】
・思考する
・行動を抑制する
・コミュニケーション(対話)をする
・意思決定をする
・感情を制御する
・記憶をコントロールする
・意識・注意を集中する
・注意を分散する
・やる気を出す
学習療法の目的
学習によって認知賞の進行を予防・改善し、その人らしく生きていけるようにすること。
学習療法の定義
音読と計算を中心とした紙の教材(学習プリント)を用いた学習を、学習者と支援者がコミュニケーションをとりながら行うことにより、学習者の認知機能やコミュニケーション機能、身辺自立機能などの前頭前野機能の維持・改善を図るものである。
実例に見る学習療法の効果
入所施設で学習されている方の例(88歳、女性)
・車椅子で全介助だった方に尿意が戻り、自己排尿、自力歩行できるようになった。
入所施設で学習されている方の例(84歳、女性)
・硬かった表情が豊かになり、スタッフとのコミュニケーションが取れるようになった。
通所施設で学習されている方の例(68歳、男性)
・すっかり意欲をなくしていた方が、元気になり、積極性を取り戻しました。
※このページの内容は、「くもん学習法」様の内容を転記させて頂いております。